漆が入荷した日
毎年12月半ば~1月半ばくらいの時期になると、中国から新しい漆が入荷します。
大型トラックに乗ったコンテナから1樽に25kgの漆が入っており
合計10トンほどの量を、従業員総出でトラックから倉庫へと運びます。
これが中々の重労働で、真冬でもTシャツ1枚で汗をかきながらの作業となります。
気になる今年の漆の品質ですが、乾き、匂い共に問題なく、良い漆でした^^
ですが日本全体の漆の輸入量は年々へってきており
20年前は250トン以上入ってた漆が、10年前は115トンくらいになり
平成20年では71トン、平成21年が41トン、平成22年が54トンでした。
このまま漆の消費が落ち込んでいき、漆という文化が縮小していくのは悲しいです。
そんな漆業界へ新風を吹き込むべく、箕輪漆行は日々頑張っています!