住空間を考える
先日ニュースで、森林の中の簡易ベットにて数時間仮眠をさせるサービスについて報じていた。
いわゆる森林浴である。
木陰の下で適度の湿度、鳥のさえずりを浴びるのはさぞかし気持ちが良いだろうと思った。
人は元々森の中に住んでいたので、自然の中の感性が合うのであろう。
そこで真逆の事を考えてみた。
森林の中の草木、葉、地面にペンキやウレタンなどが仮に塗ってあったらどうだろうか、決して癒されないだろう。
しかし現代人の住空間はセメント、ペンキ、ウレタンの塗られた無機質な空間がほとんどである。
なぜ自然塗料を使わないのか、特に漆は最高の物である。
感性が合い、癒されるのである。また長く使っても飽きない。
あるヨーロッパの学者が「日本には漆と言う良い塗料があるのになぜもっと活用しないのか不思議である」
と言っていた。
私もまったく同感である。
蓑輪圭二
いわゆる森林浴である。
木陰の下で適度の湿度、鳥のさえずりを浴びるのはさぞかし気持ちが良いだろうと思った。
人は元々森の中に住んでいたので、自然の中の感性が合うのであろう。
そこで真逆の事を考えてみた。
森林の中の草木、葉、地面にペンキやウレタンなどが仮に塗ってあったらどうだろうか、決して癒されないだろう。
しかし現代人の住空間はセメント、ペンキ、ウレタンの塗られた無機質な空間がほとんどである。
なぜ自然塗料を使わないのか、特に漆は最高の物である。
感性が合い、癒されるのである。また長く使っても飽きない。
あるヨーロッパの学者が「日本には漆と言う良い塗料があるのになぜもっと活用しないのか不思議である」
と言っていた。
私もまったく同感である。
蓑輪圭二