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漆マガジンバックナンバー【第十二回】
【漆のことわざの続き】
ご無沙汰しております。箕輪漆行ホームページ担当の、蓑輪信男と申します。
第一回漆マガジンにおいて、カニの足が漆の乾燥を遅くする、ということわざについて話しましたが、無事カニ解禁の季節になったので、ことわざの真偽を確かめる為、実験をしてみました。
私達漆屋の仕事で、漆の乾きを調べる作業というのは、基本中の基本です。製造したクロメ漆や、漉した生漆など、定期的にガラスの板に塗っては乾燥時間を調べております。
その日の湿度、温度、天気、季節などを考慮し、正確な乾燥時間を算出します。それほど漆の乾きの調整は細心の注意が必要です。
さて今回、中国産の生漆にカニの切り身を混ぜ込んだ物と、カニを入れなかった漆との比較をしてみたところ、乾燥時間は3時間以上遅くなりました。漆に対し5%ほどの切り身を混ぜたのですが、充分効果はあったようです。
なお、余ったカニはスタッフが責任をもっておいしく頂きました(-人―)
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